全世界の男女の給料平等を実現するには、あと170年も待たなければなりません。

スイス・ジュネーヴに本部を置く世界経済フォーラムは25日、2016年度の「世界性別格差報告」を発表し、健康、教育、経済、政治の四つの分野から、100以上の国と地域の女性の地位を分析し、定量化した。過去1年間、男女の給与と就職状況の格差は縮小するどころか、急激に拡大してきました。今のスピードでは、あと170年で男女平等が実現すると予想されます。

驚いたことに、給料、就職率については、男女とも性別の差急激に増大しています。昨年発表された報告書では、世界経済フォーラムは118年で男女平等が実現すると予測していましたが、今年の報告では、この予測は170年に修正され、2186年になって実現する見込みです。報告によると、男女の給与平等と就業平等を促進する努力には「著しい減速」が現れ、男女の性別格差は「2008年以来最大値に拡大した」という。

過去1年間で、フルタイムの女性の平均年収は10778ドルで、フルタイムの男性の平均年収は19873ドルです。これは、世界中の女性は男性より長く働くにもかかわらず、平均給与は男性の約5割しかないということです。就職率は、女性の就職率が男性の3分の2です。世界経済フォーラムの実行委員会のサアディア・シャシーは「これらの予測は現在の状況を反映し、行動を呼びかけている」と話しています。

全世界の人材の半数が健康的に発展し、所長を発揮できるように確保し、全世界に対して経済成長競争力、今後の発展には大きな影響があります。全体のランキングから見ると、アイスランドは8年連続で首位を獲得し、フィンランドとノルウェーはそれぞれ2位と3位、スウェーデンは4位となった。

注目されているのは、ルワンダが5位にランクアップしたことです。就職率から見ると、この国の女性の就業率は男性より高いです。給料から見ると、女性の給料と男性の給料の割合は88%で、世界の男女の給料平等状況の一番いい国です。また、ルワンダ議会の女性議員の割合は64%と世界トップ。

アメリカは全体で45位ですが、政治分野での性別の差は73位です。全体のランキングは後の国にイエメン、シリア、サウジアラビア、イランがあります。評定の4つの分野から見ると、教育分野の性別の差は非常に小さく、今後10年間で男女平等が実現できると予想され、政治分野で実現されます。男女平等現在の発展速度では、82年が必要と予想されています。

同報告によると、政治分野の男女不平等は「緩やかだが着実に改善している」という。「政治分野においては、女性が公共生活に参加することは社会の各レベルの性別の格差を解消する上で積極的な影響を与える」と世界経済フォーラムは、「また、一連の証拠によると、女性参政と女性が経済生活に身を投じることとの間にある関連がある」と述べました。